J's Tipo 趣味系日本車雑誌 1992年7月創刊
J'sTipo創刊号
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注:誌面の中に掲載されている住所、電話番号、価格等は発行当時のものであり、現在とは状況が変わっているものも多く含まれています。あらかじめご了承の上、お問い合わせなどには充分ご留意ください。
ネオ・ヒストリックな日本車とともに

 弊誌『J's Tipo(ジェイズ・ティーポ)』は「日本車を刺激的に楽しむカー・マガジン」として、『Tipo(1989年6月創刊)』の姉妹誌として、1992年7月に創刊しました。

 誌名に冠せられた「J's(ジェイズ)」とは、JapaneseあるいはJapan'sを略したもので、日本車を指し示す語句として『ジェイズ・ティーポ』の創刊以前から『ティーポ』誌上では常套的に用いられてきたものでした。

 創刊のきっかけとしましては、当時『ティーポ』誌上において、時折、企画されるジェイズ、すなわち日本車関連の特集記事が読者の皆様に高い支持を集めたことが挙げられます。結果、そうした日本車関連の記事を独立させ、『ティーポ』から暖簾分けを受ける形で『ジェイズ・ティーポ』は創刊しました。

 折りしも弊誌が創刊した1990年代初頭は、日本の高度経済成長期に生産されたクルマたちが、「ヒストリック」、「レトロ」、「絶版」といった価値観のもとで珍重され始めた時分と重なり、それに興味を持つマニア人口の急増と共に『ジェイズ・ティーポ』も発行部数を拡大し、現在に至ることとなります。

 弊誌の基本コンセプトを語る上では、「ネオ・ヒストリック」という概念と、その楽しみ方を、広くクルマ好きの間に知らしめたことも重要なポイントとなります。「ネオ・ヒストリック」とは、ヒストリックカーの本流となる'60〜'70年代のクルマではなく、'80〜'90年代に生産された、“つい最近まで見かけたクルマ”のことを指します。すでに'60〜'70年代のクルマたちがプレミアム価格で取り引されていることもあり、値段の手頃な「ネオ・ヒストリック」は身近な存在として、財布の軽い若者を中心に楽しまれることとなりました。また、読者の皆様との連帯感を高める狙いで、誌上でレストレーション作業を連載してきた車輌による全国一周ツアーや、読者投票による人気車ランキング特集なども行ない好評を博してきました。

 現在は通巻157号より一新したスタッフ体制のもと、「趣味系日本車雑誌」をコンセプトにさらなる躍進を目指しています。

現J's Tipo編集長 鵜飼 誠