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| 注:誌面の中に掲載されている住所、電話番号、価格等は発行当時のものであり、現在とは状況が変わっているものも多く含まれています。あらかじめご了承の上、お問い合わせなどには充分ご留意ください。 |
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それまで書籍だけを発行していた当社初の雑誌媒体が、『カー・マガジン』です。創刊は1979年の暮れ、当初は『スクランブル・カー・マガジン』という名前でスタートしたのですが、正確にはその年の夏、ミニを特集した創刊ゼロ号、要するに準備号を発行しているので、こちらが実質的な創刊号と言えるかも知れません。
このゼロ号を出すキッカケはひょんなことからでした。当時、シリーズとして発行していた“心に残る名車の本シリーズ”のあるタイトルが、新車発売スケジュールの関係で、1ヶ月伸び、その間、埋め合わせに何か簡単にできる物はないか、と考えたのが、この中綴じのミニの本だったのです。ところが、実際に束見本をつくってみると、この本は書籍としてはあまりにも薄く、相談した取次でも、「どうせなら、雑誌でやる手もありますよ、隔月ぐらいなら、できるでしょ」と言われ、私も「国別かメーカー別に特集を組めば何とかなるだろう」という、今考えれば随分と軽い気持ちでスタートした一冊だったのです。
ちなみに、『スクランブル〜』という名前は、“ごちゃ混ぜにいろいろな情報が入っている”という意味で名づけたのですが、英語圏の国では、もうひとつの意味、“緊急”という意味にとられることが多く、その都度説明せねばならなかったことを覚えています。その後、5年程して『カー・マガジン』のタイトルがラッキーにも手に入ったので、すぐに誌面変更し現在に至っています。
さて、創刊当時の号を見返してみると、全体としては実に稚拙なデキで、同人誌の域をそれほど上回っているとは思えず、「よく続けられたなあ」というのが実感です。実際に売れ行きが伸びたのも、全面リニューアルを果たした38号からで、平綴じにし、デザインも一新することで、素人っぽさをなくしたことが好結果を生んだのでしょう。同時にこの号から、私の第1回目の編集長がスタートし、その後、安東、田中、中尾の各編集長を経て、3年前から再び私が、社長業の傍ら編集長を務めています。
現在の『カー・マガジン』は、相変わらず自動車趣味を探求する総合誌として、多くの読者の皆さんに支持をいただいています。また関連するイベントも、春の“ヒストリック・カー・ツアー”、秋の“オートモービル・フェスティバル”を開催するなど、何とか、自動車文化に貢献しようと努力しているつもりです。
これまで同様、これからもご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。
現カー・マガジン編集長 笹本健次
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